【初心者必見】仮想通貨ステーキングの始め方【一番堅実です】

この記事では、ステーキングの始め方について解説しています。
この記事は次のような方へおすすめです。

  • とにかくステーキングの始め方を知りたい方
  • 仮想通貨のことがよくわからなくて不安な方
  • どの通貨を選べば良いのかわからない方

この記事を読むメリットは次の3つです。

  • 仮想通貨ステーキングの始め方がわかる
  • ステーキングを始める前に最低限知っておくことがわかる
  • ステーキングに関わる主要なコインについて理解できる
目次

ステーキングの始め方

それでは早速、ステーキングの始め方について解説といきたいところですが、軽くステーキングについて補足しておきましょう。

ステーキングとは
仮想通貨を保有してブロックチェーンに参加することで、報酬をもらうことを指します。仮想通貨を保有しているだけで報酬をもらえる理由は、プルーフオブステーク(PoS)という仕組みによるものです。このPoSは一部のアルトコインで採用されている仕組みで、仮想通貨の取引承認権限を仮想通貨の保有量や保有期間によって決めるというものです。こうして取引を審査することで報酬がもらえます。

といった具合に、プルーフオブステーク(PoS)という仕組みに則った仮想通貨を所有すれば良いのです。

まず初めにステーキング報酬を得るためにやることをまとめておきましょう。ざっくりと次の4ステップに分けることができます。

  1. PoSを採用している仮想通貨を選ぶ
  2. 取引所にアカウントを登録する
  3. 本人確認を行う
  4. 仮想通貨を購入する

普通に仮想通貨を買っているだけです。とっても簡単ですよね

STEP
PoSを採用している仮想通貨を選ぶ

ではどんな通貨がPoSなのか、まずはそれを知っておきましょう。PoSを採用している仮想通貨は次の30種類です。(2021/11/12時点)

銘柄ドル/コイン利率
Solana(SOL)$244.016.89%
Cardano(ADA)$2.135.77%
Ethereum 2.0(ETH)$4,677.225.18%
Polkadot(DOT)$48.7113.73%
Avalanche(AVAX)$88.149.56%
Terra(LUNA)$50.794.45%
Algorand(ALGO)$1.964.68%
Binance Smart Chain(BNB)$627.9413.49%
Cosmos(ATOM)$33.3710.33%
NEAR Protocol(NEAR)$11.3110.67%
Fantom(FTM)$2.699.64%
Tezos(XTZ)$5.995.51%
Elrond(eGLD)$327.7112.45%
Pancake Swap(CAKE)$18.5355.19%
Tron(TRX)$0.109285.17%
Eos(EOS)$4.9720.69%
Kusama(KSM)$430.8214.87%
Waves(WAVES)$24.333.7%
Dash(DASH)$224.545.66%
Synthetix Network Token(SNX)$9.880.23%
Aave(AAVE)$316.524.75%
Sushi(SUSHI)$11.249.12%
Band Protocol(BAND)$8.9111.15%
Kava(KAVA)$5.6228.06%
NEM(XEM)$0.19617.41%
IOST(IOST)$0.048998.66%
Lisk(LSK)$3.52-8.91%
Qtum(QTUM)$16.3926.11%
yearn.finance(YFI)$34,079.0010.28%
Kyber Network(KNC)$2.763.76%
2021/11/12時点

これらの通貨を所持していればステーキングで報酬をもらうことができます。所持額が大きいほど報酬も高くなります。預金の金利みたいなものですね。しかし預金の金利と比べるとかなり差があるので、全て銀行預金で持っておくぐらいなら一部を仮想通貨で運用してみても良いかもしれません。

仮想通貨を売買して儲けるほど大きなリターンは見込めませんが、安定的に収益を得ることができるでしょう。

ちなみに僕のおすすめはテゾスです。おすすめポイントは次の2つです。

  • 国内販売所で購入することができる(GMOコイン)
  • 1コインからステーキング報酬を得ることができる

やはり、初めて仮想通貨を購入するなら日本語にもしっかりと対応している国内販売所の方がハードルが低く、安心感もあります。
さらにテゾスなら最低1テゾスからステーキング報酬をもらうことができるので、初期費用も抑えることができます。(CoinCheckやbitFlyerでもステーキングできる通貨はあるが、最小単位は10〜となっています。)
お小遣いで始めることもできるし、少しずつ様子をみたい人にもおすすめです。

それでは早速、テゾスを購入して行きましょう!

STEP
取引所にアカウントを登録する

まずは、GMOコインにアカウントを登録しましょう。
GMOコインへアクセスします。

GMOコイン
ビットコイン(BTC)・暗号資産(仮想通貨)の取引ならGMOコイン | ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)な... GMOインターネットグループの暗号資産FX・売買サービス、GMOコイン。取引手数料、口座開設が無料なので手軽にビットコイン(BTC)を取引することができます。セキュリティ...

まずは右上の「口座開設」をクリックします。

メールアドレスを入力し、ロボットチェックへチェックを入れたら「口座を開設する」をクリックしましょう。

先ほど入力したメールアドレスに、確認用メールが届くのでメールを開きましょう。

メール記載のURLをクリックします。

パスワードを設定しましょう。

これでアカウントが登録されたので、「ログイン画面へ」をクリックしてログインしましょう。

ログインをすると電話番号による認証を求められるので、電話番号を入力して「コードを送信」をクリックします。

SMSで届いた2段階認証コードを入力し、「認証する」をクリックしましょう。

「開設申込へ進む」をクリックしましょう。

名前や性別といった個人情報を入力しましょう。

米国籍や米国政府の関係者が身内にいるかどうかの確認です。純粋な日本人であれば「該当しない」で良いでしょう。

職業や資産、取引経験を入力しましょう。

口座開設の動機やレバレッジ取引の有無を回答しましょう。今後レバレッジ取引をする可能性がある場合は、レバレッジ取引をする前提で入力しましょう。

利用する取引を選択します。

ご自身に当てはまるものを選択し、完了したら「確認画面へ」をクリックしましょう。

STEP
本人確認を行う

口座開設からの続きで、本人確認をおこなって行きます。
ホーム画面に本人確認の手続き案内が表示されているので、おすすめの「簡単本人確認」を選びましょう。枠内の「選択する」をクリックします。

QRコードが表示されるので、スマートフォンで読み取りましょう。

ここからはスマートフォンでの作業となります。「本人確認を始める」をタップしましょう。

本人確認に使用する書類を選択します。今回は「運転免許証」で進めます。

本人確認書類の撮影についての解説です。問題なければ「次へ進む」をタップします。

まずは表面を撮影します。

撮影後、注意点が表示されるので当てはまるものがないか確認しましょう。問題なければ「次へ進む」をタップします。

続いて斜めからの撮影をします。これがなかなかOKが出ないので根気良く挑戦しましょう。
(コツは4辺が平行になることと窓や蛍光灯の光が反射しないようにすることです。かなりシビアです。。)

撮影後、注意点が表示されるので当てはまるものがないか確認しましょう。問題なければ「次へ進む」をタップします。

最後に裏面を撮影して、本人確認書類の撮影は終了です。

撮影後、注意点が表示されるので当てはまるものがないか確認しましょう。問題なければ「次へ進む」をタップします。

続いて顔写真を撮影していきます。説明動画が流れるので、見終わったら「撮影を始める」をタップしましょう。

顔写真の撮影が終わったら「リアルタイムチェック」を実施します。説明動画が流れるので、注意点に気をつけながら撮影しましょう。

以上で本人確認作業は終了です。GMOコインでの確認作業が終わるまで気長に待ちましょう。
早いと10分ぐらいで承認されてメールが届きます。

本人確認が済むと、承認メールが送られてきます。メール記載の「口座開設コード」をコピーしましょう。

ログイン画面に戻ると「口座開設コード」を入力を求められるので、メールからコピペしましょう。

コード入力後、口座開設をクリックするとSMSにて2段階認証コードが送られてくるので入力します。

2段階承認が終わると下記の画面が出ます。これで本人確認は終了です。

STEP
仮想通貨を購入する

それではテゾスを購入して行きましょう。

やることはざっくりと2つです。

  • ウォレットへ日本円を入金する
  • テゾスを購入する

ウォレットへ日本円を入金する

GMOコインのホーム画面の入出金から「日本円」をクリックします。

どの銀行口座から入金(振込)するのかを選択しましょう。私はいつも三菱UFJ銀行から入金しているのでその前提で進めて行きます。

「即時入金へ進む」をクリックします。インターネットバンキングに登録している必要があるので、何かと便利ですのでまだの方はぜひ手続きをしておきましょう。

GMOコインへいくら入金したいのか、金額を指定しましょう。入力したら「入金開始」をクリックします。

入金額に間違いがなければ「進む」をクリックしましょう。

「Pay-easyに進む」をクリックします。

「ネットバンク/モバイルバンク」をクリックします。

「Pay-easy」をクリックします。

金融機関の検索より、振込元の銀行を選びましょう。その後は各銀行の振込画面へと遷移しますので、説明に沿って処理を進めてください。

ホーム画面右側から入金額が反映されていれば入金完了です。

テゾスを購入する

それではお待ちかね、テゾスを購入して行きましょう。

GMOコインのホームから「販売所」を開きます。そしてテゾスを選択し、購入金額を入力して購入しましょう。

ホーム画面に戻り、右端の口座情報を確認すると暗号資産の所持金額と保有銘柄を確認することができます。

以上でテゾスの購入は完了です!

これであなたもステーキング人生が始まりました!


いかがでしたか?

意外と簡単じゃありませんか?何事も第一歩が一番重たく感じるものです。
他にも仮想通貨には面白い世界が広がっています。是非その世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

ステーキングを始める前に最低限知っておくこと

ここまででステーキングの始め方は十分理解してもらえたと思います。とは言ってもまだまだ不安を感じますよね?

今回はそんなみなさんの不安を払拭するためにも、ステーキングを始めるまでに最低限知っておいて欲しいことを紹介しておきます。
最低限知っておいてほしいことは次の2つです。

  • 仮想通貨を支えるテクノロジー
  • 仮想通貨に関する税制

これだけ知っておけば、とりあえずは大丈夫でしょう。なにか疑問を感じても調べる足がかりにもなると思います。

それでは一つずつ掘り下げて行きましょう。

仮想通貨を支えるテクノロジー

まずはこれから取り扱っていく仮想通貨の構造を理解していきましょう。
仮想通貨は主に下記の2つの技術によって成り立っています。

  • P2Pネットワーク
  • ブロックチェーン

それでは、それぞれを掘り下げて見ていきましょう。

P2Pネットワーク

P2Pネットワークとは「Pear to Pearネットワーク」の略です。P2Pネットワークの特徴は、ユーザ同士のパソコンが接続することでネットワークが完成するということです。
これが結構革新的で一般的なインターネットとはかなり構造が違います。

こんな感じでサーバーを必要としないため初期投資や維持費を抑えつつシステムを運用することが出来ます。

ひと昔前に話題になった「Winny」もこの構造をとっています。P2Pネットワークはその構造上データ共有にかなり向いています。
繋がりあったパソコンは各々がサーバーの役割もこなしているんです。そのため新たなパソコンがネットワークに繋がると他のパソコンからどんどんデータが共有されてくるんです。
そのためユーザが多いほど、たくさんのデータが一度に流れ込んでくるんです。
この構造を使って仮想通貨はサーバーを使うことなく運用されているわけです。

ブロックチェーン

お待ちかね、ブロックチェーンについてです。ブロックチェーンを一言で表すなら「改竄が極めて困難な取引台帳」です。
ブロックチェーンとはその名の通り「ブロックが鎖で繋がったもの」です。このブロックの中には今まで世界で行われて生きた全ての取引データが細切れになって詰まっています。

このブロックチェーンとP2Pネットワークは密接に関わっています。この2つを組み合わせることで「安全」が生まれるんです。
このブロックチェーンの中に入っている取引データは、ブロックチェーンに組み込まれる前にP2Pネットワークを介して全ユーザが審査・承認します。こうすることで取引内容に改竄がないかを確認しているわけです。(実際には暗号技術も複雑に絡み合っていますが、ややこしいので今回は割愛します。)

この承認作業をしているのがよく聞く「マイナー」という人たちだったり「マイニング」と呼ばれる行為です。彼らは取引が正しいかどうか審査をすることで幾らかの報酬をもらっているわけです。

この承認作業は「あるまとまった時間内の取引」をまとめてブロックにします。例として、ビットコインでは10分間に交わされた取引を1セットとしてブロックにまとめていきます。これがどんどんと連なってブロックチェーンができていくんですね。
ここに暗号技術が合わさって「とても改竄が困難な取引台帳」が出来上がるんです。


いかがでしたか?

大まかに仮想通貨はこの2つのテクノロジーで成り立っています。細かく理解する必要はありませんが「こんな仕組みなんだ」ぐらいに覚えておいてください。

世の中にはいろんな仮想通貨が溢れています。こうやって構造を理解していれば全て少しずつ違って見えてくることでしょう。

もっと仮想通貨の仕組みを詳しく知りたいという方はぜひ下記記事を読んでみてください。仕組みについて詳しく解説しています。

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仮想通貨に関する税制

それでは仮想通貨で儲ける上で、避けては通れない「税金」のお話をしておきましょう。
仮想通貨で利益を得る場合はどうしても「所得税」がかかってきます。これを正しく理解しておかないと脱税とみなされて追徴課税で余分にお金を持っていかれるのでしっかりと理解しましょう。

少し所得税について補足しておきます。

所得税とは
所得税は、個人の所得に対してかかる税金で、1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用し税額を計算します。
 平成25年から令和19年までの各年分については、復興特別所得税を所得税と併せて申告・納付します。
 復興特別所得税は、基準所得税額(所得税額から、所得税額から差し引かれる金額を差し引いた後の金額)に2.1%の税率を掛けて計算します。また、平成25年1月1日から令和19年12月31日までの間に生ずる所得については、源泉所得税の徴収の際に復興特別所得税が併せて徴収されます。
出典:国税庁HP「所得税の仕組み」

仮想通貨における収益は所得の中でも「雑所得」に分類されます。

多くの場合、仮想通貨で儲けるというと購入額と売却額の差額で儲けるということをイメージする方が多いはず。この場合だと売却時に収益が確定します。この収益確定時点で所得税が発生すると考えてください。

それではステーキングで儲けた場合の税金について考えてみましょう。

税金とは報酬など利益が出た段階で計算されるものでしたね。ステーキングもマイニングと同様に利益が発生するポイントは下記の2つです。

  1. ステーキングの報酬をもらった時
  2. 仮想通貨を売却して利益を上げた時

完全にマイニングと同じですね。ということは計算方法も同じということになります。

例えば、1Liskを3日間保有して保有額の30%を報酬として受け取り、報酬を1Lisk=500円のレートで売却したとします。この場合の所得計算は次のようになります。(ステーキング報酬額やLiskレートは架空のものです。)

 報酬額 売却額 所得額
1日目0.3LSK(1LSK=400円)⇨120円0.3LSK(1LSK=500円)⇨150円30円
2日目0.39LSK(1LSK=450円)⇨175.5円0.39LSK(1LSK=500円)⇨195円19.5円
3日目0.507LSK(1LSK=500円)⇨253.5円0.507LSK(1LSK=500円)⇨253.5円0円

報酬受取りと報酬売却による所得は49.5円ということになります。もともと保有していたLiskの売却益も所得と見做されるので実際に申告するときは気をつけましょう。

最後にポイントを3つまとめておきましょう。

  1. マイニング報酬が支払われた時点でも所得が発生したとみなされる
  2. 売却時にも報酬として支払われた際と売却時の差額で所得税が計算される
  3. 保有していた仮想通貨の売却益も忘れずに申告する

いかがでしたか?

やはり、初めてなら扱う物や取り巻くルールについてある程度は知っておかないと後で後悔します。
もちろん、全て理解してから始めないといけないなんてことはありません。ググりながら走っていけば問題ないでしょう。
まずは「こんなことがあるんだなぁ」ぐらいに思っておいてもらえれば良いです。そうすれば後で調べるときに助けになるでしょう。

ステーキングに関わる主要なコインを解説

先ほども紹介したように、ステーキングに関わるコインは30種類以上もあります。今後もどんどん増えていくことでしょう。
しかし、仮想通貨やステーキングを始めたばかりの人はどの通貨がどう違うのかなんて全然わかりませんよね。それだけでもだいぶ嫌になってしまいますね。

そこで、とっかかりとするためにも代表的なコインを少し紹介しておこうと思います。
今回紹介するコインは次の2つです。

  • Lisk(LSK)
  • Tezos(XTZ)

LiskとTezosはCoinCheckやGMOコインなどの国内取引所でステーキングサービスを展開しています。これからステーキングを始めたい人が最初に勉強する通貨にはもってこいな通貨でしょう。

それでは掘り下げて行きましょう。

Lisk(LSK)

リスク(Lisk)とは、Max Kordek 氏と Oliver Beddows 氏が開発した「分散型アプリケーション」構築のためのブロックチェーンプラットフォームおよび仮想通貨です。

分散型アプリケーションとは
分散型アプリケーションとは、企業や銀行などの中央管理者がいなくても稼働するアプリケーションのことです。
アプリケーションに参加する全員がデータを分散管理し、仕様変更などの意思決定も行うことができます。

ビットコインとは異なり、リスクの発行枚数に上限は設定されていません。しかし、300万ブロックごとに発行枚数が減っていくように設定されているので、いずれほぼ発行しない状態まで減っていくことが予想できます。

リスクの特徴は次の3つです。

  • スマートコントラクト
  • サイドチェーン
  • フォージング技術

それでは一つずつ掘り下げて行きましょう。

スマートコントラクト

ブロックチェーンは取引情報をチェーンで繋いでいくことで改ざん等を防いでいます。スマートコントラクトはこのブロックチェーンをもう少しリッチにしたもので、あらかじめ契約条件などをプログラミングしておくことで人の手を介することなく自動で契約を締結します。

分散型アプリケーションという言葉を聞いてスマートコントラクトを思い出した方もいるかと思いますが、イーサリアムなどでもスマートコントラクトが採用されています。

サイドチェーン

リスクにはメインで使われているブロックチェーンの他に、サイドチェーンと呼ばれるものが存在しています。

サイドチェーンとは
メインのブロックチェーンを補助する役割を持つブロックチェーンです。セキュリティの強化や取引処理速度の向上、システムの柔軟性などが可能となることが特徴です。

このサイドチェーンを使用することで、ハッキングを受けた場合にサイドチェーンを切り離すことでメインチェーンに被害が及ぶことを防ぐことができます。(まるでトカゲの尻尾のようですね。)
さらにメインチェーンよりも短いサイドチェーンを使用することで取引承認速度を上げることも可能となりました。

またサービスに新たな使用を追加したい場合もサイドチェーンの使用を変えることで対応できるため、メインのブロックチェーンを変更を最小限にすることができます。このおかげでサービスの柔軟性を上げ、低リスクで新機能の実装できます。

フォージング(鋳造)

リスクでは、「フォージング(鋳造)」という承認システムを採用しています。
ビットコインでいうところのマイニングのようなものです。

マイニングとは
マイニングとは、自分の所有しているパソコンの計算能力を貸し出すことによって報酬を受け取ることを言います。
仮想通貨を支える技術の一つである「ブロックチェーン」の維持にはたくさんのハッシュ値計算というものが必要になります。これを計算する能力を貸し出しているのが「マイニング」ということです。

マイニングでは貸し出した計算能力に比例して報酬をもらっていましたが、フォージングではリスク保有者によって、101人の承認者を選出することによって取引承認が行われます。
この101人の承認者は取引承認を行うことで、新規発行されたリスクを報酬として受け取ることができます。これがフォージングの仕組みです。

Tezos(XTZ)

テゾスは、スマートコントラクトや分散型アプリケーションでの利用を目的に作られたブロックチェーンプラットフォームです。またビットコインやイーサリアムなど従来の仮想通貨が抱える課題の解決にアプローチしているユニークな通貨でもあります。

テゾスの特徴は次の2つです。

  • LPoSというアルゴリズムを採用している
  • ハードフォークの必要がない

それでは一つずつ掘り下げて行きましょう。

LPoSというアルゴリズムを採用している

LPoSとはPoS(プルーフオブステーク)の一種で「流動性を持ったPoS」です。本来PoSで報酬をもらうには、ある程度まとまった量の通貨を保有していなければいけません。しかし、LPoSでは所持している通貨が少なくても、大量保有者に委任することでステーキングの恩恵を受けることができます。

マイニングでいうところの「プールマイニング」に近い考え方と思っていただければ良いです。一部の大手マイナーが小さなマイナーを束ねることでより効率的にマイニングを行うように、大量保有者が多くの少額保有者を束ねることでより効率的にステーキングできます。

ハードフォークの必要がない

テゾスはハードフォークすることなく自信をアップグレードできるというユニークな機能を持っています。これにより開発リソースを分散させずに安定的な運営を行うことができます。

ハードフォークとは
ハードフォークとは、本来一つであった通貨が仕様変更により二つに分かれることを言います。ユーザが分散されることで取引速度の低下や手数料の高騰を抑えるといったメリットがある一方で、価格が乱高下するというデメリットもあります。

ユーザが分散されることで取引速度の低下や手数料の高騰を抑えるといったメリットがある一方で、価格が乱高下するというデメリットもあります。

やはり、仮想通貨で儲けたい人にとって価格が乱高下するというのはあまり嬉しい話ではないですよね。そこでステーキングで低リスクで安定して報酬を貰いたい人にはテゾスのようにハードフォークが発生しない通貨はおすすめと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

仮想通貨の世界はすごく興味深いですよね。僕は仮想通貨のテクノロジーが世の中にどんどん広がっていくと思っています。
そのためにも惜しみなく勉強して投資をしていこうと思います。

みなさんも興味を持ったなら、ぜひ仮想通貨の世界へ飛び込んでみましょう!

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この記事を書いた人

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