この記事では、仮想通貨投資の仕組みについて解説しています。
この記事は次のような方へおすすめです。
- 仮想通貨投資の仕組みを知りたい方
- 仮想通貨投資を始めたい方
- 難しそうで手を出せずにいる方
この記事を読むメリットは次の3つです。
- 仮想通貨投資の仕組みがわかる
- 仮想通貨投資の始め方がわかる
- 仮想通貨に対して理解が深まる
仮想通貨の投資3つについて解説!
さて、仮想通貨投資というとどんなものを思い浮かべますか?
多くの人が思い浮かべるのは「仮想通貨の値動きで儲ける」というものを想像するでしょう。実はこれ以外にもたくさんの投資方法があるんです。
知っている人は結構知っていますが、アンテナを張ってない人は本当に知りません。
今回はそんな少しマイナーな仮想通貨投資たちについて解説していきます。
今回解説するのは次の4つです。
- 仮想通貨を売買する
- 仮想通貨マイニング
- 仮想通貨ステーキング
- 仮想通貨エアドロップ
それでは一つずつ掘り下げて行きましょう。
仮想通貨を売買する
これがみなさん一般的に想像する仮想通貨への投資ではないでしょうか?
これについては、すでに説明する必要がないと思いますが、みなさんが損をしないように一つだけ注意点をお話しさせてください。
仮想通貨売買=ビットコイン売買というイメージは今すぐに捨てて、ビットコインを買うことはやめてください。理由はすでに価格が上がりすぎて儲からないからです。
最近はよくビットコインの値動きがテレビで取り上げられることがありますね。
およそ1BTC=770万円の最高値をつけたことも記憶に新しいです。高音更新直前の安い時でも1BTC=350万円ほどです。
最高値を更新しても2倍程度しか価格が伸びていないんです。
例えば、1BTC=350万円の時に100万円分のビットコインを買っていたとします。1BTC=700万円の時に売却すると200万円となります。
利益は100万円となります。もちろん100万円でも大した稼ぎなんですが、インパクトはイマイチですね。
どかっと稼いで億り人になりたいなら、海外取引所で草コインを買うことをおすすめします。
草コインとは、ほとんど価値のない弱小コインのことを指します。こういったコインは価格変動時に数百倍といった具合の規模で値動きするので、うまく当てることができれば億り人となることができます。
仮想通貨を取引したくなってきましたか?
初めてでいきなり海外取引所はハードルが高いと思うので、まずは国内取引所で取引に慣れておきましょう。
下記記事で国内取引所での取引の始め方を解説しているのでぜひ挑戦してみてください。
仮想通貨マイニング
仮想通貨マイニングとは、パソコンの計算能力を貸し出すことで仮想通貨をもらうことを指します。
なぜ計算能力を貸し出すと報酬がもらえるのか気になりますか?
それは仮想通貨の仕組みに答えがあります。その答えを知るためにも、仮想通貨がどんなテクノロジーで成り立っているのか理解しておく必要があります。
仮想通貨は次の2つのテクノロジーによって成り立っています。
- ブロックチェーン
- P2Pネットワーク
この2つのテクノロジーの一つである「ブロックチェーン」とは取引情報を暗号化して格納しておく「取引台帳」です。
要するにブロックチェーンに格納されている取引情報を暗号化するために莫大な計算能力を必要としているということです。
マイニングとは暗号化に必要な計算能力を貸し出すことで報酬をもらっているということです。
この暗号化のための計算ですが、単純な計算ではなくハッシュ計算と呼ばれる計算をしています。このハッシュ計算はパソコンに搭載されているグラフィックカードが得意としている計算で、CPUでは効率的に計算できません。
そのため、ゲーミングPCを眠らせているような方は小遣い稼ぎに挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
もし「仮想通貨マイニングに挑戦してみたい!」と思った方はぜひ下記記事を読んでみてください。仮想通貨マイニングの始め方について解説しています。
仮想通貨ステーキング
仮想通貨ステーキングとは、仮想通貨を保持することで報酬として仮想通貨をもらうことを指します。
このような仕組みを「Proof of steak」と言いって、仮想通貨保有量の多い人が取引を承認する権限を持っています。
ちなみに、先ほど紹介したマイニングは「Proof of work」と言って、よりたくさん作業(計算)をした人ほど承認権限を持っているというものです。
ステーキングはマイニングとは異なり、特殊なマシンが必要ということもありません。
ただただ仮想通貨を保有しているだけで、毎年ないしは毎月報酬として仮想通貨をもらうことができます。
まぁ、マイニング以上に資産がものを言うということですね。
ステーキングは一部の国内取引所でもできるので、余剰資金で挑戦してみてはいかがでしょうか?
興味がある方はぜひ下記記事を読んでみてください。国内取引所でのステーキングの始め方について解説しています。
仮想通貨エアドロップ
仮想通貨エアドロップとは、仮想通貨が無料配布されることを指しています。
エアドロップのほとんどは無名な通貨やトークンを普及させるために実施されることが多く、特定の仮想通貨を保有しているなどの条件を満たすことで配布されることがほとんどです。
配布時はほとんど無名な通貨ですが、のちに配布されていた通貨が化けることで億り人となることもあるでしょう。
さしづめ無料で挑戦できる宝くじといったところでしょうか。もちろん、通貨の仕組みや目的などのバックボーンをしっかりと調べれば宝くじよりも収益を上げられる可能性は高いです。
もし「エアドロップに挑戦したい!」と思った方はぜひ下記記事を読んでみてください。仮想通貨エアドロップの始め方について解説しています!
仮想通貨についてもっと理解を深めよう!
それではもう少し仮想通貨について理解を深めてもらうためにも、いくつか仮想通貨を紹介しておきます。
今回紹介する通貨は次の3つです。
- ビットコイン
- イーサリアム
- トロン
それでは一つずつ掘り下げて行きましょう。
ビットコイン
2008年に「ナカモトサトシ」がビットコインの技術文章を公開しました。
彼は「管理者のいない電子上の通貨」としてビットコインを開発しようとしており、以下の3つの機能が求められていました。
- 安全性が担保されている(なりすましやデータ改竄、2重支払いができない)
- 利用者のプライバシーが守られている
- 中央機関がいない
これらを実現するために「ブロックチェーン」という技術が誕生し、既存技術であった「P2Pネットワーク」と組み合わせることで実現しました。
当時、中央銀行が存在しない通貨はとても革新的なもので、仮想通貨分野を大きく押し広げた草分け的存在です。
イーサリアム
みなさんもイーサリアムはアルトコインとしてよく耳にしますよね。イーサリアムとは”Vitelik Buterin”氏によって生み出された仮想通貨であり、プラットフォームです。
そう、プラットフォームでもあるんです。
ビットコインは純粋に新時代の通貨として誕生しました。
付随して生まれたブロックチェーンも取引を記録して共有する”台帳”としての機能しか持っていませんでした。
しかしイーサリアムはアプリケーションも載せることができるんです。
この仕組みをスマートコントラクト(分散型アプリケーション)と言います。
スマートコントラクト上でアプリケーションを管理するということは、管理者の存在しない自律的なアプリケーションを作り上げるということです。
自律的なアプリケーションってなんぞやと思った方も多いと思います。
例えば、スマートコントラクト上でフリマアプリを展開したとして考えてみましょう。
- 取引の成立条件を改竄できない状態で記録する
- 1の条件が満たされた場合は、取引成立としてブロックチェーンに取引情報を記録する
これをアプリを取り囲む全ユーザが承認しながら自律的にアプリが回っていきます。
このようにイーサリアム×スマートコントラクタはとても素晴らしい技術なんです。
ですが、まだまだ問題も山積みなのも事実です。スケーラビリティや非実時間性などなど…。
これらの問題が解決して、実際にフリマアプリがスマートコントラクト上で動けばすごく便利かもしれませんね。
トロン
トロンとは、ジャスティン・サン氏が中心となって開発するプラットフォームで、プラットフォーム上では仮想通貨トロンが流通しています。
トロンのプラットフォームはゲームや音楽といったデジタルコンテンツに焦点を当てており、プラットフォーム上ではデジタルコンテンツの配信や視聴・保存をすることができます。
要するにYouTubeやニコニコ動画のようなものです。トロンとYouTubeたちとの決定的な差は、ブロックチェーン技術が使われているということです。
なので、YouTubeのようにGoogleといった管理者がいるわけではなく、クリエイターとユーザが直で繋がることができます。これにより管理にかかる手数料をかなり抑えることができます。
デジタルコンテンツ配信の界隈に新しい風邪を吹かせてくれそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
仮想通貨を売買する以外にもたくさんの投資方法があることを分かっていただけたと思います。これを知っているのと知らないのとではかなり仮想通貨へのイメージが変わってきますよね。
また、ビットコインとその他のコインたちとの違いも少し垣間見ることができたと思います。こういった情報を仕入れていくことで全て同じに見えていた仮想通貨が段々と違って見えてきたのではないでしょうか?
仮想通貨の世界はまだまだ生まれたばかりで、これからどんどん世界へと人がっていくことでしょう。
みなさんも仮想通貨の世界にどんどんと進出して行きましょう!
それではまた別の記事でお会いしましょう。